我が家は『ルンバi7』がいます。
ヤフーフリマで約2万円で購入し子どもたちが放置している
様々なものを避けながら一生懸命掃除をしてくれています。
名前は「たろう」です。
不在時に掃除をさせていると
「たろうが助けを求めています」と通知がきます。
帰宅すると、子どもの靴下を吸い込んで止まっている
「たろう(ルンバi7)」がいます。
そんな「たろう(ルンバi7)」がいつもと異なるエラーを伝えてきました。
「エラー26。吸引に問題が発生しました。」
調べたところ、真空の空気の流れが不十分とのこと。
中古品ですので当然保証もありません。
購入後すぐの不良で落ち込みつつも、
いかに安く修理できるかチャレンジにわくわくします。
現在は元気に動いています。
今日はおもちゃのヒモを吸い込んだことで助けを求めていましたが
元気な証拠です。
そんな修理の記録です。
同じ症状で困っている方の参考になれば幸いです。
エラー26の原因追及
まずはブラシ部分のつまりを確認します。
よくヒモなどが絡まりエラーがになりますが、
今回はキレイな状態です。
次にダストボックスのつまりを確認します。
ダストボックス内のフィルターに紙がひっかかり
吸引できていないと予想しましたが問題なしでした。
(ほこりが溜まっていたのでついでに掃除)
次にセンサー異常の可能性を考えていろいろと
ウェットティッシュで拭き上げます。
エラー解除されません。
分解してみます。
無駄がなくシンプルな構造で
部品交換がしやすいようになっています。
モーターを見つけました。
外観からは問題はみつかりません。
吸引に問題があるとのことですがファンにも問題なさそうなので
モーター異常
が原因だと仮定して修理します。
部品注文
「ルンバi7 エラー26」で検索すると様々な部品が出てきます。
まずはブラシまで含めたヘッドモジュール(部品セット)です。
こちらを購入すれば改善する可能性大です。
修理は+ドライバーでねじ数個外すのみと難易度低いです。
価格が2万円超えますので費用は高いです。
吸引ユニットのみも販売されていました。
モータ、ファンにトラブルがある場合改善する可能性があります。
修理は上記モジュールに対して、ネジで外す部分が増えることと、
モータのコードの取り外しと取り付け作業が増えることくらいです。
難易度は中くらいとしましょう。
価格は約1万円と半額ですがまだ高いです。
つぎにモータ単体です。
モータに原因があるばあいのみ改善する可能性があります。
我が家の「たろう(ルンバi7)」はこれで治りました。
修理はファンの取り外しリスクが生じます。
(ファンを引き抜く際に割れてしまうリスク)
価格は2000円程度とお手頃です。
ただいずれも正規品ではありません。
部品取りされた中古品の可能性もあります。
私が購入したモータも配線の被覆にキズがあったので
中古品の可能性が高いです。
また国際便で送られて来ましたので
注文してから配達されるまで2週間ほどかかります。
それらのリスクが不安な方は正規修理がおすすめですが、
この記事にたどりついた方は安くすませたいか
機械いじりが好きな方だと思いますので
このままぜひ自分の力で修理しましょう!
吸引モータ交換
部品が届いたらいよいよ分解開始です。
まずは裏返しカバーを外します。
ねじは6箇所です。
ねじは+です。
外し終えたら感電事故防止の為バッテリーもはずします。
つぎにヘッドモジュールを外します。
精密+ドライバーでねじ4個所になります。
ねじを外したら上に引き上げます。
ここでモータの端子から外す必要があります。
赤青黃黒のカラフルな組み合わせの基盤端子が吸引モータです。
マイナスドライバーで横の方をてこで外します。
画像の左にある基盤端子が吸引モータのものです。
裏表どちらでも取り付けが可能ですが、
画像の向きが正しい向きになります。
(途中逆向きに取り付けており、動作せず無駄な時間となりました)
配線の通り道を覚えながら外します。
分かりづらいですが写真も残しておきます。
次にヘッドモジュールから吸引ファンを取り外します。
ねじは精密+ドライバーで4個所です。
外れたら吸引ファンのカバーも外れます。
ファンをドライバー2本で力を分散させながら
割らないように引き抜きます。
モータは2個所でとめてあります。
精密+ドライバーではずします。
外したモータと新品モータの比較です。
外観では違いが分かりませんが、
回転させてみるとスムーズさが違う気がします。
逆の手順でとりつけていきます。
吸気ファンを取り付ける際、押し込みが甘く
カバーと干渉して回っていなかったので、
奥まで押し込むようにします。
完成です。
元気よく動いてくれるようになりました。